タロット カードの大アルカナ0番の「愚者」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

愚者のカード(正位置)

明るい太陽や青年の派手な服装などに象徴される、希望に満ちたポジティブな意味を持っています。また、崖っぷちにいてよそ見をしている様子から、考えが浅いことや無謀なチャレンジであることなどの不安要素も併せ持っています。

タロットカード「愚者」の画像

意味:

無邪気 新たなる出発

カード解釈の例

愚者のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

現在の仕事における待遇などに特に不満はないが、あまりクリエイティブな内容ではなく、ある程度経験年数を積んだ今では退屈さが勝っている。幸い、ある程度貯蓄や人脈もできており、夢を同じくする仲間と日々将来について語り合っている。「愚者」のカードはまさに、これまでの経験を一旦リセットし、自分の夢や情熱に従って新しいキャリアへと踏み出す絶好の機会だ、と新しい出発をしたいと考えている自分を指している。

例②

「愚者」のカードが指しているのは、良くも悪くも自分の性格である。子どものころよく「素直でいい子だね」と言われていた。人の言うことをよく聞くと大人にほめてもらえるので、学生のうちは真面目な優等生だという評価をもらってきた。大学に進学、就職をするときも進路指導担当の先生に向いている職業を提案してもらい、現在の職についている。平穏で安定した生活を送っているが、ふと不安が胸に去来することがある。

愚者のカード(逆位置)

意味:

無思慮(先見や思慮のない愚かさ)、現実逃避

カード解釈の例

例①

学生時代、友達と山岳地帯でのハイキングに参加することになった。私はハイキングの経験が浅く天気予報や装備の確認など知識がなかった。しかし、観光ガイドにも載っている有名な初心者向けの山だったため、軽い気持ちで登山口に向かった。登山中天気が急変し暴風雨に見舞われ、慌てて下山しようとしたところ登山道を外れてしまった。非常食やライト・防寒具等の適切な装備がなく、どこかもわからない山で立ち往生してしまったが、幸い救助隊に発見された。友達までも危険にさらしたこの経験から、現在の慎重な行動につながっている。

例②

最初に就職した会社で3年勤めた頃、ストレスと人間関係の複雑さに押しつぶされそうになり、急に仕事を辞め、住み込みで働ける田舎のリゾートバイトに応募した。小さなコミュニティでなら穏やかに働けると考えていたが、自分自身が円滑なコミュニケーションを苦手としていて、転職が解決につながらないことを痛感した。問題の本質が自身にあることを認められず、今思えば現実逃避していた。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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