ここでは、 タロット カードの大アルカナ11番の「裁判の女神」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

裁判の女神のカード(正位置)

剣と秤を持つ裁定者が座っています。剣は正義に基づく裁きを、秤は人が身分に関係なく平等に裁かれなければならないという信念を表しています。

 タロット カード「裁判の女神」

意味:

バランス 正義にかなった決定

裁判の女神のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

裁判の女神のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

本社採用で経験を積んで数年経った頃とある地方支店の立て直しを任された。以前の支店長は好き嫌いの激しい人だったようで職場の雰囲気がかなり悪くなっており、新しい職員が定着しない状態だった。そこで私はリーダーとして同僚たちが公平に意見できるよう、特定の人にパワーが偏らないような業務配分を常に心がけるように努めている。

例②

裕福な家庭の末っ子に生まれとても甘やかされて育った私は、何かうまくいかないことがあるとすぐ他人や状況のせいにしたりウソをついたりしてその場をやりすごしてきた。ある時交際相手との約束をすっぽかしてしまったとき「いつまでもそんな風ではいけない」と叱られて、変わろうと決意した。相手とは別れてしまったけど、おかげでまっとうな人に近づくことが出来感謝している。

裁判の女神のカード(逆位置)

意味:

アンバランス(無理がある危うい状態)、不正義で心がやましい(誰かにあるいは誰かが不満を持つ)

裁判の女神のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

1年前、会社の業績が上がったことで長時間の仕事に追われるようになった。休日出勤など家庭の時間を犠牲に過ごしたことが原因で、ストレスや健康の問題に悩まされ疲労感が蓄積されていった。そこで時間管理や仕事の優先順位の見直しを行い、プライベートな時間を大切にすることを決意した。この努力により、健康を回復し、今は仕事も多少落ち着きプライベートとのバランスを取ることができている。

例②

以前プロジェクトのリーダーになった時、自分の評価を上げるために後輩のアイディアを「新人だとわかると上司が見てくれないから」と言いくるめて自分の名前で発表した。定期的に進捗を報告する機会にはメンバーが協力的でないことをアピールし、自分が中心となってプロジェクトを動かしていることを強調した。多少の後ろめたさはあるが、経験が浅いチームメンバーばかりだったのは事実であり間違ったことをしたとは思わない。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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