ここでは、 タロット カードの大アルカナ6番の「恋人」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

恋人のカード(正位置)

エデンの園にいるアダムとイブの姿です。イブの後ろには知恵の木があり、蛇が絡みついています。天使と二人の男女は両手を大きく広げ、祝福を享受している様子です。この後に起こる出来事はあまりにも有名ですから、この幸福が必ずしも安定的なものでないことは言うまでもありません。

タロット カードの大アルカナ6番の「恋人」のカード

意味:

よい関係 関係の始まり

恋人のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

恋人のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

卒業旅行先で知り合ったAさんとは出会ってすぐ意気投合した。Aさんは私より年上で妹のように接してくれ、旅行から帰った後も関係が続いた。社会人になった私が仕事や恋愛で悩んでいる時も親身になって聞いてくれた。逆にAさんの悩みを聞くこともあり、現在はお互いに助け合う親友のような関係になった。

例②

幼いころから同級生と話が合わず孤独な幼少期を過ごした。そのことを学校の先生が両親に伝え、進路決定の時期に自分が好きだった芸術分野に特化した学校へ進学した。好きなものが同じ同級生ばかりの環境はとても過ごしやすく、胸襟を開いて接することが出来た。現在共に活動する仲間たちはみなそのころからの付き合いで、今後アートを使った大きなプロジェクトを実現するために日々アイデアを出し合っている。

恋人のカード(逆位置)

 タロット カード「恋人」の逆位置

意味:

関係の否定(関係の終焉)、軽薄な快楽

恋人のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

友人の紹介で出会った相手とスピード結婚したが、お互いの意見や感情について十分理解する時間が少なかったせいか、相手の生活態度が受け入れられずしょっちゅう喧嘩していた。結果、話をしない、顔を合わせないということが続き離婚を選択した。今はお互い適度な距離感を保って生活しており、結婚していた時より仲が良いくらいである。

例②

以前から「人の役に立ちたい」という気持ちが強く、大学生になってからは長期の休みを利用してボランティア活動に従事していた。行く先々で感謝されすっかりいい気分でいたが、ある時災害ボランティアに加わって被災地に赴き、被災者からひどく叱責される経験をした。「せっかく助けに来てあげたのに」と憤慨したが同じボランティアのメンバーに「支援は押し付けるものじゃない」と教わった。自分が優越感を得るために他人を利用していたことに気づいて恥ずかしくなり、それ以来ボランティアはやめてしまった。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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