ここでは、 タロット カードの大アルカナ5番の「教皇」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

教皇のカード(正位置)

教会の中でしょうか、石造りの建物の中で2人の弟子に教えを説いているようです。教皇の英語名、Cardinalの由来となった赤い法衣をまとい、右手で信仰心を象徴するサインを示しています。神の言葉を聞き語るのに熱心で、現実にはあまり関心がないようにも見えます。

教皇の タロット カード

意味:

利他性 寛大さ

教皇のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

教皇のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

家庭環境が荒れていた影響で、若い頃暴走族に入っていて何度も警察の世話になったことがある。当時の担任が何度も迎えに来て謝る姿を見ているうちに更生を決意。その後公的支援につながることが出来たこともあり、現在は小さな会社で働いて自立した生活を送れている。大人になり、自分の受けた優しさを社会に返したいと考え、休日はボランティアで若者の支援にあたっている。

例②

ゲーム制作会社で働いている。ある時、社内で新作ソフトの企画を出し合うことになった。私がリーダーを務めるチームは各部門で持て余している社員を集めたようなメンバーだった。さまざまな問題が起こりプロジェクトは難航したが、非常にユニークなアイディアを持っているメンバーの長所を生かすため、私自身はチームの円滑なコミュニケーションを支えるように尽力した。自分が主導する以外のかかわり方を学び、とても有意義な機会となった。

教皇のカード(逆位置)

意味:

利己性(利己主義)、心の狭さ

教皇のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

以前に手掛けた会社のチームプロジェクトにおいて、経験が浅いメンバーが多いと感じた私は積極的にリーダーシップを取ることにした。プロジェクトを円滑に進めるため、チームの動きを完全に統制し主なアイディアはほとんど自分が出した。プロジェクトはまずまずの結果を残したが、チームメンバーだった社員からは「ほとんどすることがなかった」と不満が出ることになった。

例②

幼少期から非常に負けず嫌いだった私は、ちょっとしたゲームであっても負けると癇癪を起こしていた。それは大人になっても変わらず、仕事で同僚が成功すると嫉妬し、その成功を喜べず「なんであいつが評価されるんだ」「私の方がずっと頑張っているのに」と強い不満を感じる。そのため他人と一緒にいることが非常にストレスに感じ、自身でもなんとかしたいと考えている。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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