ここでは、 タロット カードの大アルカナ14番の「節制」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

節制のカード(正位置)

杯から杯へ水を移している天使が描かれています。左側の太陽は王冠の形をしています。水辺に花が咲いていて、水がとてもきれいな印象を受けます。

 タロット カード「節制」

意味:

節度 穏やかで自然な流れ

節制のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

節制のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

私が勤めている会社はとても風通しがいい環境で、立場の区別なくプロジェクトの企画運営に参加することができる。そのぶん会議などで議論が白熱することがたびたびありピリッとした空気になることがある。こういう時にそれぞれの意見をまとめたり、意見が言いにくい雰囲気にならないよう若い社員に話を振ったりしている。今後も会社全体でフラットな話し合いが出来るようにしたいためだ。

例②

若い頃はさまざまなパートナーと交際しており、自他ともに認める恋愛体質だった。相手のためなら何でもしてあげたいし、自分のために相手になんでもしてほしいと考えていたが、ある時からすっかり疲れてしまい、しばらく恋愛するのをやめていた。最近できたパートナーはプライベートを尊重することを良しとしていて、私にもその大切さを伝えてくれた。今はとても楽に穏やかな関係になることができて幸せだ。

節制のカード(逆位置)

意味:

極端(多すぎるあるいは少なすぎる投入や利用)、停滞

節制のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

新人研修をおこなう部署に配属され、初めて担当した新入社員に丁寧な指導を心掛けて接したところ「見張られているようで怖い」と言われてしまった。そこで、次に担当した新入社員にはこちらからはあまり話しかけず思うようにさせてみたところ、大きなミスをさせてしまった。自分自身が指導役としてどうか、というところにばかり目が向いていて、新入社員が何をしてほしいかに目が向いていなかったことを反省した。

例②

今まで進学・就職で特につまづくこともなく平穏な人生を歩んできた。就職して5年経ったある日急に布団から起き上がれなくなり、家族に連絡すると病院へ連れていかれうつ病だとの診断を受けた。休職することになり何もできない日々が続いている。必要な休みだとわかってはいるが、特に大きな原因が思い当たらないためこれから一体どうすればいいのか悩んでいる。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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