ここでは、 タロット カードの大アルカナ9番の「隠者」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

隠者のカード(正位置)

長い杖を持った老人が、小さなランプを掲げて歩いています。ここは雪山のようです。彼は長い間ひとりでいるのでしょうか。このような生活をしている理由は、彼の過去にあるのかもしれません。

 タロット カード「隠者」

意味:

内省的な洞察 啓示

隠者のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

隠者のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

地元を出て全寮制の学校に通っていた時期がある。勉強に打ち込むためだったが、生活リズムが合わず体調を崩してしまった。そのため長期間休養していた時期がある。この時期は将来のことが非常に不安で辛かったが、心身が回復していくにつれて自分が何がしたいのか、などとゆっくり考える時間を持つことが出来た。学歴や将来の仕事について強迫的に考えていた部分があった自分に気づき、現在は自分が出来る目の前に集中することを大切に出来ている。

例②

学生時代は友人が多く毎日遊び歩いて楽しく過ごしていた。進路決定の時期が近付くにつれて、次第に受験や就職に気持ちを切り替える友人たちがいる中「遊んでくれる人が少なくてつまらないな」くらいに感じていた。ある日の深夜に出歩いていて警察に補導された時、迎えに来た父親と激しい口論になった。その時父親と話した内容は自分の心を見直す大きなきっかけになり、進路決定することが出来て今は社会人として自立している。

隠者のカード(逆位置)

意味:

独りよがりの判断、孤独(閉鎖性)

隠者のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

以前交際していた相手と旅行の計画を立てたとき、相手が仕事で非常に多忙だったことで自分が計画をほとんど立てて提案した。すると相手はひどくがっかりし「一緒に行く旅行なのに、なぜひとりで決めてしまったの」と言われた。自分自身も仕事の合間を縫って調べたものだったため怒ってしまい、そのまま破局してしまった。今思えば相手の言う通りで、ちゃんと謝罪して計画を練り直したらよかったと後悔している。

例②

自分以外はすべてライバル、という気持ちがあり、仕事上で他の同僚との関係を築かないようにしている。コミュニケーションを取る時間がもったいない、その間に仕事をこなすべきと考え自身の仕事に集中することを最良の方法と考えている。今もその考えは変わらないが、気づけば職場で孤立しておりプライベートに友人もいないので今後の人生が非常に不幸なものになるのではないかと危惧している。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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