ここでは、 タロット カードの大アルカナ15番の「悪魔」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

悪魔のカード(正位置)

中央に座る山羊頭の悪魔が、右手のしるしをこちらに見せて誘惑しているのでしょうか。足元には人間がいて、首を鎖で拘束されていることがわかり、悪魔に堕落させられてしまったのでしょう。頭からは悪魔と同じ角が生えています。

タロット カード「悪魔」

意味:

束縛 誘惑と堕落

悪魔のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

悪魔のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

昨年親戚が急に亡くなり、高齢の両親に代わって遺産整理などに関わることになり忙しい一年を過ごした。ちょうど仕事が多忙な時期と重なっていて顧客や上司からの期待やプレッシャーでがんじがらめになっていた。社内で企画会議があるときなどに新しいアイディアが出せず保守的になっていて、その時の仕事は非常に苦痛だった。今年は昨年できなかったことを進めたいと考えている。

例②

大学時代の友人たちと小さな会社を起業した。数年かかって事業を軌道に乗せ、利益も徐々に増えていったためここで新プロジェクトを立ち上げる計画が持ち上がった。アイディアを話し合う段階で、自分は売り上げを重視するあまり、自分たちが打ち出したかった理想を二の次にする案を出した。そのことがきっかけでメンバーの意見は真っ二つに割れ、結果創立メンバーの瓦解を招いてしまう結果となった。

悪魔のカード(逆位置)

意味:

解放(自由の回復)、改心(良心の回復)

悪魔のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

私の両親は二人とも医者で、自身も医者にならねばならないというプレッシャーのもと成長した。しかし兄が両親に反発して家を出たことで、自分も自由に生きてみたいという願望が強くなり、最近思い切って両親にそのように伝えた。兄の出奔でショックを受けていた両親にはひどく怒られたが、自分の人生を歩むために必要な対立だったと思う。

例②

大学でサークルを主宰している時、トラブルメーカーだったメンバーを強引に辞めさせたことがあった。ほかのメンバーからは感謝されたが辞めたメンバーは大学にいづらくなって自主退学するに至った。当時は他に手段がなく自分でもそれが正しいと信じていたが、最近になってもっと良いやり方はなかったかと後悔と罪悪感を抱いている。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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