私たちの生活で占いはとても身近なものです。お金を払って占い師に見てもらうことがない人でも、朝の番組で星座占いを観たり学生時代血液型占いを信じていたりしたことと思います。占いとほとんど変わらない「あの人の気持ちがわかる 心理 テスト100選!」みたいな本にハマっていた人もいるのではないでしょうか?

占いが当たるか当たらないか、あるいは占い師が未来が見えるか見えないか、を科学的に証明することは非常に困難です。

しかし、占いの中には確かに、人生を変える科学的な仕組みが存在します。この記事ではその仕組みについてわかりやすく解説します。

先述の通り、占いの確かさを証明する手段はありません。しかし占いの中には「人の認知を変え、行動を変えていく」という心理学的なサイクルがあるのです。わかりやすいように具体例をあげてみましょう。

認知と行動のしくみ

例えば朝の星座占いで、あなたの星座が「今日は一日超ラッキー!何をやってもうまくいくでしょう」と書いてあったとします。

心理テストの結果に喜ぶ人

「私は今日は何をやってもうまくいくんだ!」とうれしくなったあなたは、学校で積極的に挙手を行い、気になっている先輩に話しかけて連絡先をもらいました。あなたは帰宅後「占いって当たるんだなぁ」と幸せな気持ちで眠りにつきました。

この例の中で、「自分は何をやってもうまくいくと思うこと」が認知です。あなたは、占いの良い結果を見て認知が変化したわけです。

「積極的に挙手したり、気になる先輩に話しかけたこと」は行動です。普段はとてもじゃないけど出来ないことが、「今日は何をやってもうまくいく」という認知があることによって、変化したわけですね。

その結果、あなたは授業で発言ができ、先生からの評価がよくなりました。また、気になる先輩の連絡先を入手し、とても幸せな気持ちになりました。

さらに、占いを信じる気持ちが強くなりました。これが次の認知の変化です。

「認知が変化することで、行動にも変化が生まれ、行動の結果、認知が変化する」このサイクルは認知行動心理学の理論に基づいたもので、科学的に解明されています。この仕組みが占いに存在する「人生を変える仕組み」です。

認知の強力な”呪い”

先述した例は、実は「たまたま占いがうまくはまった例」です。実際は落とし穴があります。それは認知が事実に基づかない思い込みだという点です。

さっきの例で言うと、「今日は何をやってもうまくいく」と思って授業で発言したが、全く違う問題に答えてしまった、としましょう。さらに結果として授業を聞いていなかったのか?」と同級生にからかわれてしまったとします。そのことにストレスを感じたあなたは、家に帰ってから憤慨して「占いなんか当たらない、もう二度と信じない」と思ったとしましょう。

これは「認知が変化することで、行動にも変化が生まれ、行動の結果、認知が変化する」ことの別の例です。さらに別の側面を示していて、それは「認知は強力な呪いになり得る」ということです。

わかりやすく言うと「ホラー映画を見た日の夜中、怖くてトイレに行けない」のは、ホラー映画を見る行動によって、夜はお化けが出るかもしれないという認知ができているからです。この認知が極端に強いと、恐怖が強くて眠れないなど生活に支障が出るほどになるわけです。

占いによってこういった間違った認知が生まれることもあります。例えば「あなたは前世おぼれて死んだ。水場に近寄ると不幸になる」と言われたとしましょう。そしてかたくなにプールや川に行かない生活を続けていたら、これは認知によって行動が変化している、と言えます。

このように、ネガティブな認知はあなたの行動を制限します。当然このような生活はストレスが強いので、何らかの手段でネガティブな認知を取り除くことが重要になります。

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