ここでは、 タロット カードの大アルカナ18番の「月」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

月のカード(正位置)

空に浮かぶ大きな月に、どこか憂いて見える横顔が描かれています。月を見上げて吠えるのは犬と狼。仲間を呼んでいるのでしょうか、周りにはそれらしい影は見えません。池にはザリガニがいて、道が地平線の方に続いています。全ての要素が噛み合わず、夢のような曖昧な世界を感じさせます。

 タロット カード「月」の画像

意味:

あいまいな状況 不安

月のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

月のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

大学生活も2年目の後半となり、所属ゼミで研究テーマを何にするかについて指導教官と面談を重ねている。しかし、同級生がテーマを決めて研究に取り掛かっていく中自分だけがなかなか決まらない。教授が卒業生の研究例を見せてくれたが、どれもしっくりこず悩んでいる。今思えば、これまでの進路や所属ゼミを周りに合わせて何となくで決めていた。自分自身にこれといってやりたいことがないため、今困っていると思えた。

例②

公務員として事務職についており、長年働いている。実家の会社が不景気のあおりを受けて倒産した経験から、就職時に何よりも重視したのが安定した収入。突発的なトラブルが起きにくく、ルーティンワークが中心であるところも気に入って働いていた。
しかし最近は新しい出会いや変化がない職場であることについて気になっている。「このまま何もしない人生を送っていると、将来ものすごく後悔するのではないか?」という不安が頭から消えない。

月のカード(逆位置)

意味:

明快(はっきりした状況)、明快なビジョン

月のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

資格試験に数年不合格が続いた。成績開示を求めたところ、ペーパーテストはコンスタントに攻略できており、いつも二次試験の論文や面接で落とされていることがわかった。ひとりで対策をするのは難しいことも感じていたため、思い切って1年間予備校に通ったところ合格することが出来た。正しい自己分析の大切さを知った。

例②

小学生の頃、授業での作文で将来の夢について書く機会があった。大学生になってからその作文を見返したことがあり「自分の夢を叶えるためにはどうすればいいか?」について改めて考えるきっかけになった。進路決定までまだ時間があったため、具体的なプランを作ってノートに書き、自身の未来についてはっきりとしたビジョンを持つことが出来た。現在も目標に向かって効果的に行動する手助けになっている。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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