カードNO.3「女帝」の意味とは？【 タロット 解説】

ここでは、 タロット カードの大アルカナ3番の「女帝」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

女帝のカード（正位置）

冠と王笏を持ち玉座に腰かけています。帯がないドレスを着ているため、おそらく妊娠していると思われます。豊かな川と森、麦畑は彼女の治世がすばらしいものであることを指し、また、玉座のそばの盾は彼女が国を守る責任を持つことを示します。

女帝のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

女帝のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

長年夢に見ていたデザインの会社に就職したが、事務仕事や営業などデザインに関わらない仕事ばかりで、大変つらい数年間を過ごした。上司が変わり私にもデザイン企画に携わるチャンスが回ってきた。幸いめんどうみの良い上司で順調にキャリアを積み重ねることが出来た。現在では望んでいたポジションに昇進し、独立を検討するまでになった。自己実現できたことで心に余裕が生まれ、パートナーと共に過ごす時間が充実し関係がとても良くなってきている。

母親と妹が共にファッションモデルをやっている家に生まれたが、私は背が低く目鼻立ちがきついため容姿に強いコンプレックスがあった。そのため着飾るとみっともないのではないかと思い、地味な服に化粧をしないで過ごしていた。しかし、高校の文化祭で仮装をしたことがきっかけで「美しくなりたい、異性に注目されたい」と感じるようになった。

女帝のカード（逆位置）

女帝のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

私は夢だったデザイナーになるため広告代理店に入社した。同年に入社した同期とは仲良くやっていたが、ある日その同期のデザインしたパンフレットが社内コンペでプロジェクトに採用され強い不満を覚えた。自分のデザインはかなり自信作だったこともあり、怒りが爆発してしまい同期とはそれ以来一切話さなくなってしまった。私の態度は同期から上司の耳に伝わり、説明を求められ注意を受けたことで余計に同期への敵意が強くなった。

例②

中途採用で入社した今の職場は年下で優秀な人材が多く、自信を持てないでいる。周りから特に言及されないが、自分ではスキルの不足や要領の悪さ、年齢によって周囲が持て余しているのではないかと感じるようになった。しだいにこちらから業務以外の用事で話しかけることが減り、人間関係をうまく作れていない。また新プロジェクト立ち上げなどの場面では、自分よりはるかに優秀な人がたくさんいるように思え、自分の能力をアピールできていない。そのせいで孤立しているように感じ、働きやすい職場のはずなのに居心地が悪く感じる。

いかがでしたか？カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう？ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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