ここでは、 タロット カードの大アルカナ13番の「死神」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

死神のカード(正位置)

死神が白馬に乗ってやってきます。足元には王族が倒れており右には女性がこと切れています。死は誰しもに平等に訪れますが、背景には朝日が昇り始めています。

タロット カード「死神」

意味:

悪い終わり 今までの自分の喪失

死神のカードの正位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

死神のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

以前からとても憧れていた相手に猛アプローチの末、恋人関係になることが出来た。はじめはとても幸せだったが、距離が近くなったことで相手の欠点が見え急に魅力を感じなくなっていった。その時に親身になってアドバイスをしてくれていた既婚者との不倫に走ってしまい恋人を失った。もともと愛情はだいぶ薄れていたためショックは小さかったが、周囲から友人が離れていく結果になったことに対してはいまだに後悔がある。

例②

子どものころからサッカーが好きで、将来はサッカー選手になることが夢だった。進路をサッカー強豪校に決め、自主トレーニングを欠かさずおこない進学のため勉強もかなり頑張ってきた。ところが運悪く交通事故にあって大ケガを負い、サッカーを辞めることになってしまった。そのため進路を変えて別の学校に入学したが今は何も楽しくなく、やりたいことがない。

死神のカード(逆位置)

タロット カード「死神」

意味:

良い終わり(悪い状態の終わり)、再生や大転換・革命

死神のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

長期間交際している相手がいる。交際当初はとても楽しかったが、将来のことを真剣に考えず、のらりくらりと決断をかわす相手を疎ましくおもうようになってしまった。原因は自分が相手の気持ちを考えすぎてしまい、自分がやりたいことや言いたいことをすべて後回しにしてしまっていることにあった。相手のことはとても好きなので悩んだが、思い切って別れることにした。自然体で接することができる人を探したいと考えている。

例②

高校生のとき受験に失敗してから引きこもりになってしまい、毎日自分を責めて暮らしていた。ある時、親戚から保護猫を飼わないかと提案され、我が家に引き取った。動物を飼うためには費用がかかるため、家族にこれ以上負担をかけてはいけないと思い立ってアルバイトを始めた。日々働いて正社員になり、今は実家を出て猫と一緒に暮らしている。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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