ここでは、 タロット カードの大アルカナ17番の「星」のカードを解説します。

解釈例なども紹介しますので、自分の今の状況と照らし合わせてセルフケアしてみてくださいね。

星のカード(正位置)

昼間にも夜にも見える神秘的な空に大小の星がまばゆく輝いています。星は神様からのお告げと解釈されることが多いモチーフです。その下では美しい乙女が水を泉と大地に注いでいます。泉の水は澄んで清らかであり、大地は水の恵みを受けて青々とした芝生が地平線まで続いています。

タロット カード「星」の画像

意味:

希望 澄み切った恍惚

星のカードの正位置には、上記のような意味があります。

解釈の例

星のカードを自分の鏡としたとき、どのように解釈できるでしょうか。ここでいくつかの例をあげてみましょう。

例①

大病を患ったことをきっかけに退職をし、休養後に今の体調でもできる仕事を探すため職業訓練に通うことにした。その中で新たなスキルを身につけ、自分にもまだ出来ることがあると気持ちが上向きになってきた。以前は仕事をやめたことで「自分には価値がない」と落ち込むことが多かったが、今は希望を持って就職活動にのぞんでいる。

例②

自分の容姿に強いコンプレックスがあり、若い頃から体型維持やメイクなどの美容に人一倍気を使っていた。美しくいれば周りの人がちやほやしてくれるのでいい気持ちでいたが、年齢を重ねていくにつれて自分の容姿が否応無く変わっていくのを感じ、みかけばかりを磨いていても仕方ない、とある種の諦めがついた。今は自分のことよりも家族や周りの人を大切にするようになり、以前は感じられなかった幸せを感じている。

星のカード(逆位置)

意味:

落胆、高すぎる理想(非現実的な希望)

星のカードの逆位置には、上記のような意味があります。

カード解釈の例

例①

漫画家になる夢を叶えるべく原稿の持ち込みを始めたが、編集の方の厳しい意見に何度も直面しその度に落胆していた。特に「画風が今どきではないし、そもそも技術が全く足りない」と指摘を受けたときはショックで、自分には才能がないからもうあきらめようと思い、現在は描いていない。

例②

シングルマザーだった母に「あなたは私のような人生を歩まないで」と言われ、完璧な成功や完璧な人間関係を追求することが私の人生の至上命題となった。しかし、周囲の人々が自分を正しく評価しない、努力を認めないと失望や焦燥感を抱くことが増え、最終的に人間関係を何度もリセットするようなことを繰り返した。今は友人や理解者もおらず、完璧な人生とは程遠い暮らしをしている。

いかがでしたか?カードの意味を参考に、自分自身の心や行動をとらえ直す参考にしてみてくださいね。

占いとして使うのではなく、このカードには自分のことが描かれている、じゃあ自分のどんなことが描かれているのだろう?ととらえてみると、新たな視点にたどり着きやすいですよ。

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